コラム 味方はいつも静かにそこにいた 待ち合わせの時間を間違えて、二時間も前に行ってしまった。炎天下の中だったから、ショックが大きい。それを救ってくれたのは本だ。移動時間も短いのに、習慣から、鞄に単行本を入れて持ってきていた。電車に乗ってから、持ってこなくても大丈夫だったのに荷物を増やしてしまったと思っていたのに、それがここにきて助かった。喫茶店に避難し、本を読みながら時間をつぶした。しかもその本は、単行本で二段組だった。しっかりと読書時間を確保できたと、いいほうに転がった。 2019年8月17日 0 0 日々のこと