コラム あの橋をこえていけばどこかにたどり着くだろうか 一瞬の虹を見た。台風が近づいてきている不穏な空の向こうに、本当に切れ端みたいな虹だった。だから、「虹が出てますよ」と先輩に言った時には、「え、ないよ」と言われてしまうくらい、一瞬の虹だった。都合がいいかもしれないが、自分のために秘密のように現れた虹だった。 2019年8月15日 0 0 日々のこと