やさしい気持ちでグラスを合わせる
年々やるごとに帰りの荷物が多くなる気がする。
だから、気分的にはこのままお疲れ様ー!と言って、おいしいお酒とご飯を食べたいところだけれど、そのまますぐに解散する。
今年は日を改めて打ち上げをした。
そのお店は、以前の一箱古本市で縁ができたライターさんのニュースサイトから見つけたものだ。
縁がなかったら、もしかしたら一生見つけられなかったかもしれない。
おしゃれで雰囲気がよくて、おいしいお店だった。
そうして振り返るのは、先週の一箱古本市だ。
先週が雨で中止だったら、今日に延期する予定だった。
もしそうなっていたら、この暑さで大変なことになっていた気がする。
しみじみと、先週、台風も回避して開催することができてよかった。
そう思う。何かが見方についてくれているような気がする。本当に。
それは、回を重ねるごとに感じる。
未来のことはわからない。
いい意味でも悪い意味でも、一瞬先にはどうなっているかは分からない。
だから、自分がこの場所に来て、今こんな夜を過ごしていることは、本当に予想すらしていなかった。
何度も何度も、飽きずにそう思っている。
昼間の暑さを超え、気持ちのいい夏の夜の商店街を並んで歩きながら、いつもそう思っている。
第四回戸越八幡神社一箱古本市 実行委員打ち上げ