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突き当りかもしれないと思いながら知らない細い道に踏み出す

口癖がある。


仕事から帰って部屋に一人になると、途端に口をつく。
そして、すぐに打ち消す。
その一連の流れまでが口癖だ。
そうやっている自分を俯瞰して見ているところまで含めて口癖と言っていい。


突き当りだということを知りながら、いつも同じ道をとおって帰ってくるのだ。