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電話もつながらないほど遠くまで来たか

太陽が見えたと思うと、洗濯してくればよかったと心から悔やむ。
残念ながら、洗濯しておいてと連絡できる家人などいない。



そういえば、実家にいたころは出先から家にいる母に、たまに電話していた。
たまに、いわゆる失くすと始末書を書かなくてはいけない類の会社からの貸与品が鞄に入っていなくて、いや、きっと机の上に置きっぱなしだ、という時がある。
心配性なので、つい家に電話をしていた。



そんな電話はしていたのに、家を出た途端、ちっとも電話がかけられなくなった。
家から長く離れたせいで、電話していいタイミングがよくわからなくなっている。


出たての頃はそうでもなかった。
どんどん、実家が家の感覚が遠くなってしまった。