コラム 体の中をあたたかくしたら、心もあたたまるはず 読んでいる本を閉じたくなった。 もう読むのをやめようかと思った。 なぜか。 あまりにも悲しいストーリーだから、ではない。 感情移入して泣きながら読んでいるから、ではない。 もしかした、自分もこんなことをしたことがあったんじゃないかと、胸を突かれたようだったからだ。 だから、涙なんて出ない。 ただもう、この先の展開が予想できて、読むのが辛くて、それでも主人公のこの先を見届けたくて、もう一度本を開いた。 少し、一息ついてから、もう一度。 2019年2月26日 1 0 日々のこと