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毎年鬼役になってくれる顔は変わらない

いったい何の行列かと思ってみたら、お寿司屋さんだった。
いったい、この中のどれだけの人が豆まきをちゃんとしているのだろう。

 

 

それはもちろん自分にも返ってくる台詞だが、残念ながら恵方巻じゃなくて煮豆の方が好きだ。

 

 

スーパーの節分エリアには、豆と一緒に見覚えのある赤鬼のお面が置いてあった。
ご自由にお持ちくださいというスタイルのその紙の赤鬼は、びっくりするくらい、子供の頃に実家に持ち帰っていたのと変わらない。
もう、ずっとずっとこの赤鬼なのかと思って、たぶん、ずっとずっとこの赤鬼なんだと思って、なんだか泣きたいような気持ちにさえなった。

 

 

なったけれど、煮豆だけ買って帰る。

 

 

節分