子供の頃、いったい自分はどれほど本を読んでいたんだろう。
今思うと、その全てを記録していたら、さぞ面白いだろうと思う。
覚えているのは、厚い本が好きだったということだ。
厚い児童書には無条件に惹かれて、重いのも厭わずに読んでいた。時には寝転がって。
今、そんな懐かしい本の一つを読んでいる。
大まかなあらすじと、とにかくこの本が好きだったことを覚えている児童書だ。
でも、今読んでももちろん面白くて、好きにかわりは微塵もない。
ここ数日はまっすぐ家に帰って小一時間ひたすら読み続けることが楽しみで仕方がない。