コラム なんでもかんでも覚えていたら破裂してしまう たぶん、2年くらいの間、毎日見ていたし横を通っていたばすなのに、工事前の建物がなんだったのか、ちっとも思い出せない。 なぜだろう。そんなに関心がなかったのだろうか。 それでも、その建物は自分の日常の一つであったのに。 毎日の中にいたはずなのに。 忘れるという人間の才能について、先人たちは様々に言ってきている。 それを励みに頑張ってきたこともあったし、事実それに救われている。 それでもなんだか、物悲しく思う時もある。 2019年1月15日 2 0 日々のこと