最後に帰る場所はあたたかい
今年を振り返ると、まぁいろいろあった。
たぶん、毎年思っていることだ。
真っ先に浮かぶのは仕事のこと。
しんどさが際立っていて、絶対にあった良いことを押しのけて浮かび上がってくる。
しんどかったのは、自分の嫌な面とも向き合わざるを得なかったせいもある。
人を信じてはいけないと思ったと同時に、守られて信じようとも思えた。
一年というのは、短くも長いからつい最近のことが強い。
やっぱり、今を生きていくしかないのだと思う。
今年を振り返って、いったいこの一年で何ができたんだろうかと嫌気が差す一方で、絶対にできたことがたくさんあるはずなのだ。
まわりの人の助けでできたことがたくそんあったはずなのだ。
それを数えないなんて、ひどい話じゃないか。
だから、今年も私はたくさんのことができて、それを思い出にできている。
東京の部屋に、行ってきますと出る。
実家に帰って、ただいまと言う。
そしてまた、行ってきますと出て、ただいまと帰るのだ。