問うているのは他ならぬ自分であることは分かっている
お前は今、幸せなのか?
と問われている気がして、クリスマスから年末にかけて街を歩くのが億劫になると、言ったせいだろうか。
不意打ちのクリスマスプレゼントが重なった。
自慢じゃないが、贈り物には縁遠い。
自分が贈り下手だから文句なんて微塵もないのだけれど。
だから戸惑いが先に立つ。
これをあげたら困るかなと悩みながら選んでいたと別の人から聞いた。そのカップの色は私がよく身につけている色だ。
ふと思い立って買ったというけれど、選んでくれたその茶葉はいつも私が好きで飲んでいるものだ。
過ぎてみれば、思ったほど街は責めてこなかった。
優しい人達のおかげだ。