コラム かちゃりと立つ音にさえ気がはなやぐ 紅茶のカップ一つでも、お茶を飲むひとときを大切にしているかしていないか、分かるものかもしれない。 なんでもないカップを使っているからと言って、大切にしていないなんて言えないことは重々承知だけれど、 なんでもないカップを使っていないだけで、そのテーブルの上はふわりと様変わりするに違いないし、 そのひとときを、より大切にしようと、時々は思いだせるのではないか、 思いだすことは大切なんじゃないかと思う。 ついつい、忘れてしまうのだから。 大切にしていたはずなのに、簡単に忘れてしまったりするから。 2018年11月28日 1 0