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足元ばかり、空ばかり、見て歩いている。

近くでも遠くでも、旅に出たら足元を見るようにしている。

 

 

その場所でしか見られないものが、たくさんある。
だから、やっぱりその場所に行くことは大事だし、よし、帰ろう、と思ったりする。
自分が、自分で選んだ場所で、一人でもなんとか頑張っていけているあの家に帰ろう、と思う。

 

 

実家を出でしばらくは、実家を「家」、今借りている部屋をそれこそ「部屋」と呼んでいた。「家」だとは思っていなかった。
でも今は、なにも考えずに自然に「家」と呼んでいる気がする。