コラム トンビが空から見守っている ぐるりと首を回すと、三方を山で取り囲まれている。 その木々の上をトンビが風に乗っている。 その姿を見るのが好きだ。 この地に来ると、気づくと上を見上げながら歩いている。 トンビを見つけられないと不安になるくらいだ。 そして一方は開けている。 海があるからだ。 大きな一本道の先は長く、けれど、もう輝く波の頭が見えるようだ。 2018年11月16日 1 0 日々のこと