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第三回戸越八幡神社一箱古本市のこと②

その日は、朝から暑かった。

 

あらかじめ、天気予報は夏日と伝えていたが、言う通り、朝から暑い。
日差しに首元を焼かれながら神社に行くと、参道はうってかわって暗い。
この別世界間には、夏場は特に驚く。

 

 

そして、三連休の中日だというのに、朝早くから神社には御朱印を待つ人でいっぱいだった。
常に境内に設置されているソファは、数は少なくないのにほとんど埋まっていて、一箱古本市の設営で移動しなければならないのになかなか手が出せない。
人がいなくなったのを見計らって、今だとばかりに動かせたのは、一番乗りの出店者さんが来るのと同じくらいだったんじゃないだろうか。

 

 

そんなこともあり、だいぶばたついた開始となってしまった。
開始時間ぴったりのお客様と楽し気な会話がそこここで始まってしまった中で、開始の挨拶。
それでも、出店者の方々は一箱デビューの方からベテランさんまで幅広く、ばたついていても大丈夫とばかりに第三回戸越八幡神社一箱古本市はゆるやかにスタートした。

 

 

 

第三回戸越八幡神社一箱古本市 当日の朝