雨の日は本をゆっくり読むためにあるんじゃないかしら
不思議と、いつも雨の日な気がする。
家に帰って、絞った灯りと雨の音を頼りに、たっぷりと時間をとって本を読み終えた。
今朝から読み始めた本だが、今すぐに読まなければならないと思って、その一心だった。
そして、その本は私にとって必要な本だった。
何度も言っているけれど、本はいつまででも待っていてくれて、必要な時に現れる。
だから、本を買うだけ買って満足していったん積んでしまうのは、悪いことではないと思う。
この本も、そんな一冊だったけれど、今朝、急に読みたくなって取りだした本なのだから。
そして、テレビを消す大切さを噛みしめる。
仕事から帰ってきて生み出すこの時間は、何物にも代えがたいものと思う。