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提灯を一つずつ持って、親戚の子たちとく薄暗い道を歩くのが好きだった

商店街を歩いていて、なんだか明るいなと思ったら、夏の終わりの灯りがあった。

 

もう夏休みも終わりに近い。
私がこの街から離れている間に、朝外に出ると商店街の広場にはお祭りの名残があった。

 

暑い暑いと文句を言いながら、なぜか終わっていくのがなんとなく寂しい季節、というは夏特有な気がする。

 

冬はもう、人間という動物だから春が待ち遠しくて仕方ないし、
春は迫りくる夏に戦々恐々としているし、
秋はまた、今が一番過ごしやすいのになぁと残念がったりして。

 

 

夏の終わりは、夏休みの終わりだけではない物淋しさが、やっぱりある気がする。
花火が夏に多いのは、ご先祖たちの供養のためと、聞いたからかもしれない。