コラム だって、食べたいんだもの、と言い返す 若い女子しかいないようなフルーツパーラーに、仕事帰りの会社員のおじさんが、ひとりでそこにいた。 その姿を見て、勝手に勇気を貰った。 好きなものを好きと言いたい。 たぶん誰もが、その人なりの生きにくさを抱えて生きてている。 その生きにくさは社会から押し付けられた何かだ。 その何かを気にしないようにすればするほど、それは気にしていることになる。 それでも。 生きにくいなぁ。 と笑ってしまうくらいの軽さだけは、どうかなくさないように。 だって、たぶん自分だけじゃないから。 2018年8月3日 1 0 日々のこと