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守るために身につけたものが鎧になっていく

夏。日差しが肌を焼く。

 

夏休み中の中学生にあった。
薄いお腹にすらりと長い手足に、夏休みの色があった。

 

半袖にアームカバーをつけ、防止にサングラスに日傘。
まったく肌を隠した女性がサンダルで歩いて行く。

 

健康的に焼けた肌とは対照的に、肌をこれでもかと隠している。

 

肌が弱い人がいるのは分かっている。
でもその頑なさは、世界を拒んでいるように、見える。