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揺られながら、心も揺れる。

電車に揺られる。

 

朝の電車は、学生たちの夏休みが始まったとはいえ、部活の子らと会社員が混ざり合って膨れているのは相変わらずで。

 

まだまだ夏休みが始まったばかりで、彼らは飛び上がるような気持ちだろうか。

 

私はというと、このまま電車の終着点まで揺られて行きたい衝動にかられはしても、やっぱりいつもの駅で重い足を降ろす。

 

暑さのせいで、その足はますます重い。