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おいしい料理を食べることができる幸福を改めて思う

食べながら、天才か、と思った。

 

 

料理は見た目が大事というけれど、本当にこのお店の料理はお皿も含めてとてもきれいだ。
見ていて楽しい。それこそ、これは写真に撮っておかなければ勿体ない!と思って携帯をかざしてしまう。
本当は、お店で料理の写真を撮るのは苦手なのだけれど、そうせずにはいられない。

 

スイーツだけではない、他に軽食出されているが、そちらも芸術的だし、飲み物でさえ洒落だ。
しかも、栄養のバランスまで考えられているサラダボウルに有難味まで感じる。
むしろもう、隙がない、と言っていいくらいだ。

 

そしてもちろん、味も見た目に勝っている。
こんなに洗練された食べ物を初めて食べた、と思っている。
素材にこだわり、それが美味しさと引きたてているというよりは、食材は自分と同じなのに、作り手の技術でこれだけ美味しくなるのか、と驚愕する類の美味しさだ。

 

逆に、もし毎日食べにくるとする。
そうすると、おそらく家庭の味が恋しくなるほどの洗練ぶりである。
こうして、毎日食べても飽きない家庭の味の偉大さも感じるし、シェフの天才ぶりを満喫することの幸せも改めて思う。

 

 

大切な人を連れてきたいとも思うが、居心地が良い分、誰にも教えたくないとも反面思ってしまう。
頑張った自分へのご褒美に訪れたいお店があるのは、なんて安心できるのだろう、と思う。