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笑い方を思い出す

だんだん、笑っているようにも見えてくる。

 

私が甘いものが大好きで、かつ、食いしん坊であるということは、何回か食事の機会をともにすると、大概、相手の知るところとなる。

 

 

そうすると、何か甘いものが割り切れずに余る場面になると、自然と私が食べていい空気になる。

年上のかたもそうだが、年下からもそんなことをしてもらい、それでもその空気は笑いに満ちているので、私は猫を被ったりもしないでそれを頂く。

 

 

一週間、ほとんど人としゃべらずにいた自分が、甘い物を食べながら気心の知れた本仲間と声をあげて笑っている休日の夜をありがたく過ごす。