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誰かのために泣いている空の日

5月くらいから、あんなに暑い暑いと半袖を着ていたのに、今日はジャケットがないと寒いと震えてしまうくらいの雨模様。

 

 

雨って不思議だと思ったりする。

 

バケツをひっくり返したような豪雨の中、なぜか家にも帰ろうとせず、いつまでも高架下で雨宿りをしている人がいた。

 

その人は人前では決して涙を見せようとはしない人で、あぁ、だからこんなに雨が降るんだと、心の底から思ったことがある。

 

そんなこと偶然に違いない。

でも、偶然に思えなかった。