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第三回戸越八幡神社一箱古本市に向けて
あの日から、半年以上が過ぎた。
けれど不思議だ。あの日と、今日はなんだか似ている。
あの日も、夏の遠い日差しを思いだしたような、けれど、からりとした秋晴れだった。
そして今日も、夏の日差しが近づいてきた、けれど、さらりとした風が気持ちのよい五月の晴れ間だった。
こんなに気持ちのよい日には、何度も何度も空を見上げては、だれかれ構わず「本当にいい天気ですね」と言ってしまうような日だった。
外を散歩しているだけで、幸せになるような日だった。
そんな日に、第一回目の打ち合わせをもてたのは、なんて幸先がいいんだろう。
きっと今年も幸せな日になると約束してくれた気さえしてしまう。
しかも、今年は仲間が増えた。本が連れてきた仲間だ。
そう、今思い出してみても、あの日は朝から夜まで、幸せな気持ちでいっぱいだった。
あの日の記録を読み返してみても、それが分かる。
書き残しておくことは、自分へのご褒美みたいに思う時がある。
あの時の自分の嬉しい気持ちを思いだせることは。
もちろん、悲しかった気持ちも含めて。
それを書かずにはいられなかった過去の自分に対して、悲しかったね、頑張ったね、と今なら頭を撫でてやれる。
第二回戸越八幡神社一箱古本市を思いだしながら、
第三回戸越八幡神社一箱古本市に向けて、動き出した日。