コラム 主人公の心の軋みが私の胸の奥から聞こえた 木漏れ日が眩しかった。 いつまでも、ここにいられたらいいのに、と思った。 このまま時間が止まればいいのに、と本気で思ったことがあった。 朝なんて来なければいいのに、と本気で思ったことがあった。 このまま目が覚めなければいいのに、と本気で思ったことがあった。 どれもこれも、本やらドラマやらで聞いたことのある台詞だった。 あの台詞は台詞じゃない、誰かの本心だったのだ、とその時初めて思い知った。 2018年5月7日 0 0 日々のこと