コラム 駄菓子屋に行けばみんながいた頃のこと 子供時代がはるか遠くに逃げて行ってしまったように、私の時間が理不尽な仕事の理由でどんどん逃げて行く。 理不尽だ、と思っているから、逃げて行く、と感じるのだろう。 子供時代も似ている。 あっという間に、抗う術もなく、否応無く、年をとる。 時間が降り積もって、大人にならざるを得なくなる。 嫌だ嫌だと、誰にも憚ることなく、自分の気持ちを声に出して泣き叫ぶことが、できなくなるのだ。 それを私は、堪らなく取り戻したくなる。 2018年4月24日 1 0 日々のこと