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駄菓子屋に行けばみんながいた頃のこと

子供時代がはるか遠くに逃げて行ってしまったように、私の時間が理不尽な仕事の理由でどんどん逃げて行く。

 

 

理不尽だ、と思っているから、逃げて行く、と感じるのだろう。

 

 

子供時代も似ている。

あっという間に、抗う術もなく、否応無く、年をとる。

時間が降り積もって、大人にならざるを得なくなる。

 

 

嫌だ嫌だと、誰にも憚ることなく、自分の気持ちを声に出して泣き叫ぶことが、できなくなるのだ。

 

 

それを私は、堪らなく取り戻したくなる。