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スコーンにはなんでも合う

お茶会に呼ばれた。

 

煮出した紅茶を使って絵を描かれている作家さんを知っている。
その作家さんが、お世話になっているカフェで個展をされるということで、紅茶にちなんでお茶会が開かれた。

 

なんで紅茶を使われているんですか、と個展目当てに来られたお客さんに聞かれ、
「紅茶が好きで。ティーカップに入れた時の、あの紅茶の優しい色が好きなんです」
と答えているのを後ろで聞いていた。

 

紅茶の琥珀の一色。濃淡だけで描かれる絵は、とても優しい。

 

 

私はと言えば、お皿に盛られたたくさんのスコーンにくぎ付けになっている。