コラム 辛ければ逃げ出したっていいはずだ。人は歩けるのだから。 切株になっていた所に、新しい木が植えられていた。 おそらく、前の木に不都合があったのだろう。 例えば、枝が伸び過ぎて危ないとか、大きくなり過ぎて危ないとか。 どちらにしろ、こっち側の都合で植えられて、こっち側の都合で切り倒されたのだ。 それを悲しいと言うのは自分勝手で調子が良いのかもしれないが、それでも私はあの姿を見るのが痛ましくて仕方ないのだ。 2018年3月8日 4 0 日々のこと