コラム 安全な井戸などない うっかり井戸を覗き込んで、覗き込んだのはいいけれどそこは干からびていて、 挙句に乗り出しすぎて真っ逆さまに落ちてしまったような、そんな気持ちで家に帰る。 そんな日もある。 なみなみと水があふれて喉を潤せる井戸もきっとあるはずだ、と信じてみたいけれど、 一度騙されると、それはもう棘になって、抜こうと相手が苦心してくれなければ、 抜けるほど人は柔らかく無い。 2018年2月26日 0 0 日々のこと