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ぽっかりと口を開けていると笑われる

下ばかり見て歩いていると、落ち葉ばかりが目についていたけれど、そんな季節も少し遠のいたようだ。

 

風が強かった次の日には、清掃員の方が集めてくれた落ち葉の山がたくさんあったものだけれど、そう言えばその山を見なくなった。

 

上を見上げれば、春がそこにやってきている。
やっぱり、この季節の変わり目は自然と嬉しくなってしまう。

 

飽きもせずに、枝を見上げてはそこに小さな訪れを数えながら歩く。