コラム 春を待ちながら桜を折る 陽が出て、少しだけ暖かくなった。 もう、春だという 埋めが咲き始めたと聞いたけれど、見つけられなかった。 桜が咲くまでは、梅を楽しみたい。 桜ばかりに目がいっていたけれど、梅も素敵だなと思うようになった。大人になった。 青森出身の奥様は、北の人は桜を長く楽しむと聞いた。 胴吹き桜や花筏など、ぽんぽんと桜を表現した言葉が口をついた。 冬の長い雪国だからこそ、春は待ち遠しい。 だから、より桜への想いが言葉になるのだろうか。 立春 2018年2月4日 0 0 季節のこと