縁のある後輩の一挙一投足を見守る
お正月と言えば、私にとっては箱根駅伝である。
普段、オリンピックであってもスポーツには全く興味を示さないが、箱根駅伝と甲子園だけは別だ。
かつての山神が活躍していた頃、同じキャンパスにいた。
それ以来、愛校心は薄いくせに母校を応援してしまう。
少し前、仕事場が大手町だったこともあり、生で見に行ったこともある。
甲子園は、田中と斎藤の決勝での最後のマウンドを家族で興奮しながらテレビで見た。
あの筋書きはドラマとしか思えなかった。
山を走ったり、真夏のマウンドに立ち続けたり。
とかく最近は、学生が頑張っている姿に弱い。
正月、祖父母の家に年始の挨拶に訪れ、こたつに入って箱根を見る。
お盆、祖父母の家に遊びに訪れ、扇風機にあたりながら甲子園を見る。
不思議と、祖父母の家の記憶と繋がっている。