みんな、自分の居場所を守ろうとしている。
でも、人によっては。
既にその輪の中で確固たる居場所を築いた上で人のことを攻撃していたり。
その輪が好きだからこそ、攻撃されても、その輪の居場所を失うことを恐れて我慢していたり。
どちらも、自分の居場所を守ろうとしているのは、たぶん変わらない。
幾つになったって、生きている限り、それは続くのだろう。
家族だって、あの居場所は当然に用意されたものではないのだ。
なんて孤独な戦いなんだ。
孤独な戦いを、それでも、誰だって、みんな、しているんだ。
言わないだけで。
あるいは、意識していないだけで。