
本を読みに行く
ありがたいことに通勤電車の乗車時間は短い。
だから、読書は遠出するときか、寝る前の時間が多くなる。
読書って、電車で読みたい本、寝る前に読みたい本、喫茶店で読みたい本など、いろいろある。
私の本棚には読んでない本がけっこうあるけれど、それは読む場所がまだ見つかってないから、というものが多い。
通勤電車の忙しない中じゃなくて、どこか落ち着いた喫茶店で読みたいとか。
なぜ、読書は電車の中とか喫茶店とか、適度に人気のあるところでしたくなるんだろう。不思議だ。
寝る前の読書は、寝る前に心を鎮めるためとか、逆に、好きな作家の新刊をわくわくしながら読むとか、そんな感じだから、ちょっと違う。
どこか特別な場所で読みたい。そう思って買う本がある。
そんな本を携えて、ゆっくり本を読みたいと思う人のために作られたカフェを訪れた。
まさに、私はそんな場所を求めていた。
ずっと大切にしまっておいた本とやっと向き合えた。
fuzke フズクエ
東京都渋谷区初台